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スピリチュアルとは何か

日本とアメリカにおけるスピリチュアル定義の違いからスピリチュアルとは何かを理解する。

記 事 一 覧
スピリチュアルの基礎知識

< アメリカのスピリチュアルとは >

アメリカでスピリチュアル(spiritual)と言うとキリスト教用語で、キリスト教における精神性に限られたものを意味します。

アメリカでは日本で言うところのスピリチュアルと同等な概念が無いため、宗教と一線を画したニューエイジ(New Age)がそれにあたるとされています。

 


< ニューエイジって何? >

ニューエイジ(New Age)は、魚座の時代から水瓶座の時代(Age of Aquarius)の新時代(ニューエイジ)に移行するという占星術の思想に基づいて命名され、物質的な追求によって見えなくなってしまった神聖な真実を得ることを目的とした活動を指します。

ニューエイジの活動は、占星術、霊や異次元とのチャネルング、西洋のオカルト思想、東洋の輪廻転生思想、宗教思想、心理哲学、超物理学などの多種多様な概念が混在し、霊性的な観点から「大いなるもの」との繋がりを求め実践する宗教とは一線を画した思想活動と言えます。

ニューエイジの思想は神智学を源流とし1960年からアメリカにおいて発展した新しいスピリチュアリティ(霊性)の考え方です。

 

 

< ニューエイジの主な流れ >

天体観測の発展や見えないモノを論理づける量子学の発達により、それまで抽象的な表現にとどまっていたスピリチュアリティの概念をニューエイジはより具体的に表現しています。

宗教が民衆をコントロールする手段では無くなった現在では、今まで宗教を信じていた方も「宗教は信じないが、霊性は信じている」という変化を生み、宗教的な思想を含めながらも宗教とは一線を画したサブカルチャーとしてニューエイジ活動は認識されるようになっています。

チャネリングにおいても最初はシルバーバーチなどの高級霊とのチャネリングだったものが、最近は異次元意識とのチャネリングへと進化し、宇宙意識のシリウス、プレアデス、オリオンや古代意識のアトランティスやムーやレムリアなどとのチャネリングに変化し、比喩的だったその内容も、より具体的な内容になり、時代が進むにつれチャネリングも洗練されたものになっています。

2012年にはマヤ暦の終焉などの終末論から、人類はアセッション(次元上昇)して新たな地球への転生するという考え方も登場しました。


実は2012年はマヤ暦の終焉ではなく単なる暦のひと区切りであると分かり、そこからまた新しいマヤ暦が始まる事から、ニューエイジのアセッション(次元上昇)熱はまだまだ加速しそうです。

 

 


< 日本のスピリチュアル >

通常会話を理解するのにどのぐらいの語彙が必要かと言うと各語の90%以上を理解しようとする場合、フランス語なら約2000語、英語なら3000語、ドイツ語なら約5000語、日本語なら10000語が必要だと言われています。通常会話だけでも日本語は英語の3倍以上表現方法があります。

その表現方法が多い日本の感性を英語で表現しようと言う事自体に無理があるのですが、もし日本のスピリチュアルを英語で表現するとしたら

スピリチュアリズム( Spiritualism)+ サイキック(psychic) スピリチュアリティ(Spirituality) のような感覚になるのではないでしょうか。

精神性( Spiritualism)を追求し、霊的な能力(psychic)を呼び覚まし、自己の霊性(Spirituality)を高めるのです。但し、ここでのサイキック(psychic)は霊能力というよりは英語での第六感(sixth sense)に近い感じです。

「精神性を追求して、自分の中に眠る霊的な能力を呼び覚まし、その能力により自己の霊性を高めて行き、最終的には神の領域に達する」と、文字にすると日本に古来からある考え方なので私達には余り目新しさを感じられません。

しかし、アメリカではニューエイジが登場した1960年代から、やっと「神聖な真実を知る為に霊性を信じ高める事で真実を知る「大いなるもの」と繋がる」ことを追求し始めています。

日米で「霊性」に対する歴史にはかなりのひらきがある事が分かります。

但し、これはどちらが先というレベルの話ではなく、民族が担う意識エネルギーの種類が違うのだとご理解ください。

 

 


< スピリチュアルブーム >

主に精神世界」の追究が主体のニューエイジ思想ですが、紀元前から「精神世界」との繋がりを日常に取り入れている日本人には当たり前過ぎたため、思想よりニューエイジの「霊的な事に対する明るいイメージ」が、日本のスピリチュアルブームを加熱させる一因だと考えられます。

それまでの日本は超自然や宇宙に敬意を払う方法を「畏怖」で表現してきました。
ニューエイジが登場する以前の日本では、霊的な事と言えば、幽霊や心霊写真、呪いや祟り、イタコや口寄せ、超常現象、先祖崇拝などといった「怖いもの・触れてはいけないもの」だったのです。


しかし、ニューエイジの登場で、霊的なエネルギーはヒーリングや癒しに用いられる様になり、霊能者はスピリチュアル・カウンセラーと名を変え、そのイメージを一新し非常に明るく、より身近に感じられる様になりました。

ニューエイジが日本に持ち込んだ霊的イメージの一新は、最初こそ狂気的な新興宗教や霊感商法などと過渡期はありましたが、日本のスピリチュアルに良い変化をもたらし、霊的である事が奇異で無くなった現在日本人は自分の「霊性」を思う存分発揮できる様になったのです。

 

 


< 日本人の目覚めを誘引する >

日本のスピリチュアルは余りにも古来から存在する為、表現が比喩的であったり、習慣に変化して存在したり、もはや儀式としてしか存在しなくなったりと、スピリチュアルだとは気付かないものが沢山存在します。

その様な日常を、自ら行動して実践するニューエイジの思想に当てはめて量子学や心理学や哲学で考察すれば、如何に日本人のスピリチュアル的素質が素晴らしいかが分かります

何しろ新しいものを取り入れて自分流にアレンジしてより良いものを作り上げるのが得意な日本人ですから、ニューエイジの思想は古代から脈々と引き継がれている日本人の霊性を現代に再び呼び覚まし、より高度な段階へと日本人を押し上げてくれるに違いありません。

 


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