top of page
​ 宗教とスピリチュアル

どちらも人を救うための教えである宗教とスピリチュアルに違いはあるのか?

記 事 一 覧
スピリチュアルの基礎知識

< 宗教の問題点 >

人の力ではコントロールできない超自然的な現象に対する畏怖の念や敬意を、儀式や祈りによって表現していたのが宗教の始まりでした。集団が一つの対象に対して儀式を行ったり、祈ったりすることは集団の結束力を高める行為でもあったのです。

しかし、何時しか神の領域と繋がる手段という宗教の本質を捻じ曲げ、人が人をコントロールする為の手段と化してしまった事が現代の宗教の問題点だと言えます。

日本は隣国の無い島国で宗教観も世界から見ると独特なため、侵略や弾圧や差別を繰り返す他国の宗教観を理解することが出来ませんが、今でも人が人をコントロールする為の手段としての宗教が使われていることは確かなのです。


< 開祖のビジョンが失われた宗教 >

宗教は世に広まるにつれ開祖のビジョンが失われてしまうことも多かったのです。

開祖と言われる方は、直接神の領域と繋がったビジョンから思考を得ていたので、その思考自体に問題は無いのですが、その思考を人々に伝えるため言葉に起こし直した事から問題が生じてしまいました

今より語彙が少ないと思われる昔に開祖が見た壮大なビジョンを言葉や文字にする事は、映画を観た人がそのあらすじを宣べる様なものだと考えれば察しが付きます。

ビジョンを言葉にすると、ビジョン情報の大半が失われてしまいます。

おまけに教典を書いたのは、開祖が見た壮大なビジョンに達しったことが無い弟子達です。
開祖の話を聞いた弟子の想像が加味され、その上、宗教が民衆を統制する手段であった時代なら恐怖によるコントロールまで教典に上乗せされています。

現在に伝わる宗教の教典が、如何に開祖が見たビジョンから逸脱したものになっているか想像が付きます。

 

 


< 宗教は昔のスピリチュアル >

但し、教典の中にも教えを真摯に受け止め開祖の言葉をそのまま記した箇所もありますから全てを否定する事は出来ません。

宗教を考察する場合、その教えの全てを鵜呑みにするのではなく、何処に開祖が見たビジョンが教えとして存在するかを見極めることが大切です。開祖が見たビジョンは「宇宙の真理」と繋がるものであり、現在のスピリチュアルと遜色ないものが多いのです。

また、空海が開祖の真言密教や、道元が開祖の曹洞宗など、直接宇宙と繋がる教えを教義とする宗教もあり、教え方が今の時代にマッチしていませんが、その姿勢は現代のスピリチュアルと同じです。

日本人は宗教に強いこだわりを持っていませんし、神道仏教が人々の精神性と霊性を高め続けて来たので、宗教とスピリチュアルを区別すること自体が必要ないのです。

区別するより現在のスピリチュアルな考え方に神道や仏教の高い精神性を取り入れていく必要性の方が高い様に思われます。

 

< 問題は繰り返す >

このサイトを作成するにあたり、現在のスピリチュアルの情報はどの様になっているかと、ネット上で色々検索して記事を読んでみると、如何にコピペ記事やコピペYouTubeが多いかが分かりました。

スピリチュアルな意識エネルギーを世の中に広めるためには情報共有や拡散は不可欠ですが、記事の内容に問題のあるものも少なくありません。問題がある記事でもスピリチュアルな様相を呈していればコピペされ拡散されているのです。

 

現代のスピリチュアルでも過去の宗教と同じような問題は起こり、受け取る側の私達にも受け取る責任が生じ取捨選択する能力が必要になります。

< 分離から統合へ >

宗教は昔のスピリチュアルです。時代が移り変わり神の領域に繋がる手法は多少古臭くなりましたが、多くの人を導いた高い霊性には見習うべきものがあります。

 

「宗教とスピリチュアルの違い」ということ自体が分離的な考え方であることに気付き、宗教の高い霊性や良い点を積極的にスピリチュアルに取り入れ統合させることが、より早くアセッション(次元上昇)を引き寄せる方法なのです。

Oneness life style

本当の自分に出会う 
ワンネスな生き方

© 2018 by  Oneness life style. Proudly created with Wix.com

bottom of page